フィラリア検査の料金と必要性

狂犬病注射とともに春の恒例になっているフィラリア検査を受けてきました。

 

フィラリア検査とは、

冬に間休んでいたフィラリア予防薬を、

春になり再び飲み始める前にフィラリアに感染していないか検査をするんです。

 

なぜ検査が必要かというと、

万が一フィラリアに感染している状態でフィラリア薬を飲むと、

体内にいたフィラリアが死亡し血管に詰まってしまう恐れがあるからです。

 

昨年も4月から11月まで毎月忘れずにフィラリア薬を飲んでいたから大丈夫!だから検査は必要ない!・・・・・と思いがちですが、

万が一薬を飲ますのを忘れていたり、犬が知らぬ間に薬を吐き出していた可能性もありますし、

冬の投薬を休んでいた間に蚊に刺された可能性もゼロではありません。

 

やはり必ずフィラリア検査はする必要があるようです。

 

フィラリア検査は血液検査です。

検査方法は、足に注射を刺し、血液を採取するだけ。

 

でも狂犬病注射と違って血液を採取するので2,3秒かかります。

ですので、この時暴れるワンちゃんがいるようで、看護婦さん二人で体を抑えられました。

でもこぶしは全く暴れることなく、すんなり終了~。

 

採取した血液はすぐに病院内で検査してくれます。

血液の中にフィラリアがいないか検査するのです。

 

検査はそんなに時間はかかりません。

病院の待合室で待っていると、すぐに検査結果を教えてもらえます。

 

結果は陰性!

フィラリアには感染していませんでした。ヤッター!

 

これで安心です。

1年に1回恒例のフィラリア検査も無事に終わりました。

 

フィラリア検査の料金は620円でした

値段は病院によって違いますので、お近くの病院の費用をお調べくださいね。

 

でもなぜフィラリア検査の料金は病院によって違うのでしょうか?

 

それは病院が採用しているフィラリア検査法の違いによるみたいです。

フィラリア検査法には大きく2通りあって、

1.採血した血液をそのまま顕微鏡でみる「直接法」

2.検査キットをつかって成虫が放出している抗体・抗原を調べる「抗原検査法」

があります。

「直接法」は血液中にフィラリアの赤ちゃんの有無を調べる方法です。

「抗原検査法」はフィラリアの成虫の有無を調べる方法です。

 

こぶしが受けた検査法は直接法でした。

 

どちらの検査方法が良いのかは私には難しくて分かりません。

かかりつけの病院の先生にお尋ねくださいね。

 

費用については「抗原検査法」の方が検査キット自体の値段が高いため、
約2000円~3000円程度と少し金額が高くなってしまうようです。

 

 

フィラリアの治療や症状、感染については、

「フィラリア予防の薬イベルメックの飲んだ」に詳しく書いていますのでご覧下さい。

 

狂犬病注射とフィラリア検査が終わると

いよいよフィラリア予防薬とノミ・ダニ薬を毎月飲み始める時期到来ですね!

 

フィラリア予防の薬イベルメックを飲んだ

フィラリアとは、’蚊’に刺されることにより発症する病気です。

この病気、めっちゃ怖いですよねー(°Д°;

 

フィラリアの幼虫を体内に持った’蚊’に刺されると、

ワンちゃんの体内にフィラリアの幼虫が入り込むんです。

体内に入った幼虫は、成虫へと成長し、心臓や肺動脈に寄生するそうです。

 

このフィラリアっていう虫、めっちゃ気持ち悪いんですよー(=_=;

和名が犬糸状虫って言うんですけども、
その名前の通り、そうめんのように細長い形をしているんです。

成虫になると、体長がメスが約28センチ、オスが17センチにもなるそうですよ。

フィラリア幼虫

 

あーーーーー気持ち悪い!!!

 

もし、フィラリアに寄生されてしまった場合、

咳が出る。
元気がない。
食欲がない。

などの初期症状が起こります。

 

さらに悪化してしまうと、お腹が膨らんできたり、おしっこの色が赤っぽくなるらしいですよ。

そして、終いには心不全などを起こし、
放っておくとワンちゃんが死んでしまう場合もあるそうです( ̄□ ̄;)ガーン

 

さらに困ったことに、ワンちゃんがフィラリアに寄生されていても、

見た目ではなかなか分かりずらいですよねーーー(;´д` ) トホホ

 

 

だから、前もってフィラリアを予防する事が大切なんです!!!

 

じゃあ、どうやって予防するのでしょうね?

 

まず、蚊に刺されないようにする・・という予防法はどうでしょうか?

 

夏、朝晩の散歩に行くと、必ずと言っていいほど、蚊がいます。

こぶしの母さんなんて、散歩に出るたびに必ず手足に2~3か所、刺されて帰ってきます(~ー~;)

こぶしに寄って来た蚊を、1匹残らず追い払うのは大変ですし、不可能ですよね。

人間用の殺虫剤や虫よけスプレーなどは、犬には刺激が強すぎることがあるから、
使わない方がいいそうですよ。

・・ということで、蚊を防ぐのは難しいーーーですね。

 

だから、体内に入ったフィラリア幼虫を駆除する予防法を行います。

こぶしは動物病院でフィラリア駆除薬を処方してもらいました。

それがこれ↓

フィラリア予防薬イベルメックイベルメックMサイズ

おやつタイプのイベルメックDSP-68(フジタ製薬)という予防薬です。

 

形がボーン型で、とってもカワイイです♪

愛犬に飲ませてみようかな~と飼い主の心をくすぐる憎い演出ですよね(笑)

これはポイント高いですよ(^▽^)V

 

この薬を1ヶ月に1回、定期的に飲むことで、フィラリアを予防します。

 

イベルメックはS、M、L、LLサイズと3種類の大きさがあり、

ワンちゃんの体重によって決まります。

 

こぶしが初めて処方してもらった時は、体重が5キロ以下だったのでSサイズ、
2回目は6キロだったので、Mサイズのイベルメックでした。

約5キロ以上でMサイズ、約11キロ以上でLサイズ、約22キロ以上でLLサイズになるそうです

 

価格は、Sサイズが1つ700円、Mサイズは1200円でした。

 

イベルメックは、半生タイプで弾力性があり、手でちぎれる硬さです。

最初、こぶしには、えさと同じくらいの大きさにちぎって、えさに混ぜて食べさせました。

こぶしは薬に気付くこともなく、ペロっと食べちゃいましたよ(^~^)

こぶしイベルメック食べる

2回目は、やはり小さくちぎって、えさとは別に、おやつのようにあげても、嫌がらず美味しそうに食べました。

薬だけど、犬にとっては美味しく食べれるような味になっているみたいですね。

 

地域によって変わりますが、だいたい蚊が出始める4月頃から飲み始めます。

毎月1回、忘れずに飲むことが大切です。

 

そして蚊の姿を見なくなってから1ヶ月後が最後の投薬になります。

たとえば11月に蚊の姿を見なくなる地域の場合、必ず12月まで薬を飲みます。

この最後の投薬がとても重要なんです!!!

もし11月に蚊に刺されて体内に幼虫が侵入していた場合、12月の投薬で駆除してしまうからです。

フィラリア予防薬投与期間

 

蚊の活動の時期は地域によって違うので、近くの獣医さんの指示に従いましょうね。

 

こぶしは5月に我が家に来て、6月から外へ散歩に出るようになったので、

6月1日からイベルメックを飲み始めました。

ワンちゃんは、2回目の予防接種を終えると、ようやく外へ散歩に出れます。

つまりだいたい生後90日くらいで、外へ出るようになるので、もし蚊が発生している時期ならば、フィラリア駆除薬を飲んでから、散歩に出かける方がいいと思いますよ。