犬のアレルギーはやはり手ごわいですね。
夏の初めにアレルギーが出ちゃいましたとこちらで皆さんに報告しましたが、
間もなくお腹や尻尾、目の回りに症状が出て来てしまいました( ̄ロ ̄lll)
お腹の下腹部が真っ赤にただれて、毛が完全に抜け落ちてしまっています(T△T) いや~ん
尻尾もところどころ毛が抜け、はげています( ̄口 ̄;;
アレルギーの患部は、赤い発疹が出て、やがてそれがカサブタのようになります。
次にカサブタが肌から剥がれてきて、一見、フケが出ているように見えます。
このフケのようなものが、ちょっと臭いんですよー。
どんな匂いか?というと、足の爪の間に溜まった垢のような匂いです。
毛が抜けるのは、こぶしが足で掻くからだと思います。
しょっちゅう、後ろ足でガッガッガっと掻いていますから。
さらに舌でベロベロ舐めたりもしています。
よほど痒いんでしょうねー。
再び病院へ行き、診てもらいました。
やはりアレルギーの症状だそうです。
アレルギーは、お腹、口回り、目の回りによく出るらしいです。
そういえば最近、前足で目を掻く仕草も時々やってます。
この仕草、見た目はちょっと可愛いので、
「可愛い~」なんて呑気な事を言ってましたっけ・・・(-。-;)
でも幸い、こぶしは、目の回りはまださほど症状は出ていませんでした。
お腹のアレルギーの範囲は広く、以前、病院でもらってきた口回りに塗る軟膏の薬では間に合わないし、軟膏ではベタツクので、また別の薬を処方してもらいました。
AP水と犬用ステロイド薬コルタバンスです。
AP水は、無色透明の液で、舐めても大丈夫だし、目以外なら体のどこに塗ってもOKだそうです。
病院でペットボトルに分けてもらってくるので、家でスプレーボトルに入れ替えて、患部に吹き付けています。
コルタバンスもスプレー式になっていて、こちらも痒い部分に吹き付けます。
こぶしは嫌がらず、平気な様子なので、しみる事はないようです。
コルタバンスはスプレー後に速やかに皮膚から吸収され、患部の痒みや皮膚炎の症状を緩和します。
ただ浸み込むまでの30分は舐めてはいけません。
舐めるのが大好きなこぶしを30分も我慢させるのは至難の業ですが、
オモチャなどで気をそらせました。
コルタバンスの副作用については、内服タイプと違い、患部に直接投薬するタイプなので体内に溜まることもなく、安全性にも優れているそうですよ。
AP水とコルタバンス、どちらも毎日2回ほど。
うちは朝夕の散歩から帰って来た時に吹き付けるようにしました。
すぐに効き目があるわけではありませんので、毎日根気よく続けました。
なおAP水の価格は、1リットル412円
コルタバンスの価格は、1本2931円でした。
楽天など通販で購入するより、病院で買う方が断然安いみたいですよ。
さて、薬以外のアレルギーの対策は、
- 犬に掻いたり舐めたりさせない事。
- こまめにシャンプーをする事。
先生が言うには、赤い発疹がだんだん乾いてカサブタのようになって治っていくのだそうです。
だから発疹がそれ以上広がらないように、くい止める必要があるんですね。
でもそこを掻いたり舐めたりすると、広がってしまうんです。
だから、犬に、いかに掻いたり舐めたりさせないかが重要なんです。
そこで、気温が暑いと余計に痒くなるので、クーラーで室内を常に涼しくしました。
真夏は夜中もクーラーをかけてましたよ。贅沢犬ですよね~( ̄(エ) ̄)ゞ)
布団もひんやり冷たく感じる素材のものに変えました。
それでも掻いたり舐めたりしたら、何か大きな音を鳴らして気をそらせたりもしました。
服を着せるという方法もあります。
でも、こぶしは服を着るのが嫌いだし、夏場は暑くて可愛そうですよね。
首にエリザベスカラーをつけるという手段もあります。
これは最終手段だと思っています。
シャンプーは、先生に2週間に1回はして下さいと言われました。
これまでこぶしは1ヶ月に1回くらいしかシャンプーしてなかったのですが、
先生の言うとおり、2週間に1回にしました。
シャンプーをすると、フケのようなものが綺麗に落ちて、臭さもましになりました。
でもシャンプーであまりゴシゴシ肌をこすってはダメですよ。
はじめ知らずにゴシゴシこすったら、その後、余計に赤い発疹が増えたような気がしました。
肌を傷つけてしまったようです。
私の経験では、シャンプーをしっかり泡だてて、泡で優しくなでるように洗う方がいいみたいです。
シャンプーを泡だてるのは、桶にシャンプー液を入れたあと、シャワーのお湯を思いっきりジャーと出すとよく泡立ちますよ~(≧∇≦)ъ
このような地道な努力で、徐々に痒みがなくなってきたみたいで、
こぶしもあまり掻いたり舐めたりしなくなりました。
すると、だんだん発疹も出なくなり、毛も生えてきました(*^^*) ヤッタ!!
アレルギーは秋、冬になり、気温が低くなってくると治まってきました。
ですが春、夏になり、気温が高くなってくるとまた出てくるでしょう。
先生がいうには、アレルギーは治りません。一生ずーっと付き合っていかなくてはならない病気です。
大変ですよね~(;´д` )
しかし可愛い愛犬のためです!
このアレルギー対策で少しでも症状が和らぐように頑張ろうと思います(´▽`)/