柴犬の耳の痒みと臭いの対処法、応急処置法

こぶしはアレルギー体質で、

毎日のケアのおかげで体の痒みなどの症状はおさまっています。

 

こぶしのアレルギー対策はこちらをご覧ください。
⇒アレルギーの症状とおすすめ対策

 

でもどうしても耳だけは痒がります。

しょっちゅう後ろ足で器用に耳を掻いています。

 

時には足の指を耳の奥の方まで入れて掻いているみたいです。

 

 

あまりに強く掻いて傷つけて、

自分でも痛かったみたいで、キャン!て大きな声を出しています。

 

痒みがひどい時はブルブルと何度も頭を振り、

いつも痒い方の片耳が横向にの倒れています。

 

 

そして耳が臭いです。

外耳炎になっているのかもしれません。

 

 

家でも出来る限りの応急処置やケアはしているんですよ。

 

AP水を浸み込ませたティッシュで耳の内側表面を優しく拭いて、

表面が乾燥してカサカサしていたらフルメタクリーム軟膏を塗り、


そして耳の奥まで流れ込むように、リンデロン点耳薬を1滴たらします。

これは炎症を抑える効果があります。

 

 

ここまでケアしているのに、耳の痒みは手ごわくて、なかなか痒みは消えないようです。

 

 

こぶしは2ヶ月に1度は病院へ行って、耳の診察と掃除をしてもらいます。

 

 

病院では、耳の奥まで覗いて診てくれます。

 
内側表面は家でケアしているので綺麗なのですが、

奥の方がやはり赤く腫れているそうです。

 

腫れがひどくなると、耳の穴をふさいでしまいます。

 

こうなるとなかなか治すのは難しいそうです。

だからひどくならないうちに普段からケアする必要があります。

 

 

病院では綿棒で奥の方まで洗浄してくれます。

 

そうすると茶色のカビのような耳垢が綿棒に付着して来ます。

 

茶色の耳垢はどのワンちゃんにもあるので、

異常に多くなければそんなに気にしなくていいそうです。

 

(家では綿棒を使っての掃除はやめておきましょう。

万が一傷つけるしまうともっと大変な事になりますから。)

 

 

心配なのは赤く腫れてしまっていること。

 

犬が爪を耳の奥まで入れて掻いてしまっているので傷が付き、炎症しているのです。

 

処置はリンデロン点耳薬を垂らして、炎症をしずめ痒みを抑えます。

 

 

 

こぶしは点耳薬を垂らしている時も大人しくじっとしていますが、

ワンちゃんによっては暴れたり、吠えて怒る子もいるそうです。

 

特に柴犬の雄は吠えて耳を触らせない場合が多いそうです。

 

その点、こぶしは柴犬の雄なのに全く吠えずじっとしているので、

先生がびっくりしていました。

 

それは体中どこを触っても怒らないように嫌がらないように

しつけしたおかげだと思います。

 

こぶしのこのしつけ法で訓練しました。
⇒柴犬の室内飼い、外飼いのしつけ方について~こぶしの体験談~

 

 

 

柴犬は痒いと思いだしたら、意地になって掻く癖があるそうです。

掻きだしたら止まらない性格だとか(^^;;

 

耳を掻いてる姿を見つけたら、

オモチャか何かで痒みから気をそらすのが一番の対処法です。

 

ついつい痒そうだからと飼い主が掻いてやるのは一番やってはいけない事です。

ますます耳に集中してしまうので、痒みが増してしまいます。

 

気をそらせて、痒みを忘れさせてあげるのがいいそうですよ。

アレルギーの症状とおすすめ対策

犬のアレルギーはやはり手ごわいですね。

夏の初めにアレルギーが出ちゃいましたとこちらで皆さんに報告しましたが、
間もなくお腹や尻尾、目の回りに症状が出て来てしまいました( ̄ロ ̄lll)

 

お腹の下腹部が真っ赤にただれて、毛が完全に抜け落ちてしまっています(T△T) いや~ん

尻尾もところどころ毛が抜け、はげています( ̄口 ̄;;

柴犬アレルギー柴犬尻尾がはげる

アレルギーの患部は、赤い発疹が出て、やがてそれがカサブタのようになります。

次にカサブタが肌から剥がれてきて、一見、フケが出ているように見えます。

このフケのようなものが、ちょっと臭いんですよー。

どんな匂いか?というと、足の爪の間に溜まった垢のような匂いです。

 

毛が抜けるのは、こぶしが足で掻くからだと思います。

しょっちゅう、後ろ足でガッガッガっと掻いていますから。

さらに舌でベロベロ舐めたりもしています。

よほど痒いんでしょうねー。

柴犬アレルギー掻く柴犬目の痒み

 

再び病院へ行き、診てもらいました。

やはりアレルギーの症状だそうです。

アレルギーは、お腹、口回り、目の回りによく出るらしいです。
そういえば最近、前足で目を掻く仕草も時々やってます。

この仕草、見た目はちょっと可愛いので、
「可愛い~」なんて呑気な事を言ってましたっけ・・・(-。-;)

でも幸い、こぶしは、目の回りはまださほど症状は出ていませんでした。

 

 

お腹のアレルギーの範囲は広く、以前、病院でもらってきた口回りに塗る軟膏の薬では間に合わないし、軟膏ではベタツクので、また別の薬を処方してもらいました。

AP水と犬用ステロイド薬コルタバンスです。

AP水コルタバンス

AP水は、無色透明の液で、舐めても大丈夫だし、目以外なら体のどこに塗ってもOKだそうです。

病院でペットボトルに分けてもらってくるので、家でスプレーボトルに入れ替えて、患部に吹き付けています。

 

コルタバンスもスプレー式になっていて、こちらも痒い部分に吹き付けます。

こぶしは嫌がらず、平気な様子なので、しみる事はないようです。

コルタバンスはスプレー後に速やかに皮膚から吸収され、患部の痒みや皮膚炎の症状を緩和します。

ただ浸み込むまでの30分は舐めてはいけません。

舐めるのが大好きなこぶしを30分も我慢させるのは至難の業ですが、
オモチャなどで気をそらせました。

コルタバンスの副作用については、内服タイプと違い、患部に直接投薬するタイプなので体内に溜まることもなく、安全性にも優れているそうですよ。

 

AP水とコルタバンス、どちらも毎日2回ほど。
うちは朝夕の散歩から帰って来た時に吹き付けるようにしました。

すぐに効き目があるわけではありませんので、毎日根気よく続けました。

 

なおAP水の価格は、1リットル412円
コルタバンスの価格は、1本2931円でした。

楽天など通販で購入するより、病院で買う方が断然安いみたいですよ。

 

さて、薬以外のアレルギーの対策は、

  • 犬に掻いたり舐めたりさせない事。
  • こまめにシャンプーをする事。

先生が言うには、赤い発疹がだんだん乾いてカサブタのようになって治っていくのだそうです。

だから発疹がそれ以上広がらないように、くい止める必要があるんですね。

でもそこを掻いたり舐めたりすると、広がってしまうんです。

だから、犬に、いかに掻いたり舐めたりさせないかが重要なんです。

 

そこで、気温が暑いと余計に痒くなるので、クーラーで室内を常に涼しくしました。
真夏は夜中もクーラーをかけてましたよ。贅沢犬ですよね~( ̄(エ) ̄)ゞ)

布団もひんやり冷たく感じる素材のものに変えました。

それでも掻いたり舐めたりしたら、何か大きな音を鳴らして気をそらせたりもしました。

服を着せるという方法もあります。
でも、こぶしは服を着るのが嫌いだし、夏場は暑くて可愛そうですよね。

首にエリザベスカラーをつけるという手段もあります。
これは最終手段だと思っています。

 

シャンプーは、先生に2週間に1回はして下さいと言われました。

これまでこぶしは1ヶ月に1回くらいしかシャンプーしてなかったのですが、
先生の言うとおり、2週間に1回にしました。

シャンプーをすると、フケのようなものが綺麗に落ちて、臭さもましになりました。

柴犬シャンプー

でもシャンプーであまりゴシゴシ肌をこすってはダメですよ。

はじめ知らずにゴシゴシこすったら、その後、余計に赤い発疹が増えたような気がしました。
肌を傷つけてしまったようです。

私の経験では、シャンプーをしっかり泡だてて、泡で優しくなでるように洗う方がいいみたいです。

シャンプーを泡だてるのは、桶にシャンプー液を入れたあと、シャワーのお湯を思いっきりジャーと出すとよく泡立ちますよ~(≧∇≦)ъ

 

このような地道な努力で、徐々に痒みがなくなってきたみたいで、
こぶしもあまり掻いたり舐めたりしなくなりました。

すると、だんだん発疹も出なくなり、毛も生えてきました(*^^*) ヤッタ!!

 

アレルギーは秋、冬になり、気温が低くなってくると治まってきました。

ですが春、夏になり、気温が高くなってくるとまた出てくるでしょう。

先生がいうには、アレルギーは治りません。一生ずーっと付き合っていかなくてはならない病気です。

大変ですよね~(;´д` )

しかし可愛い愛犬のためです!

このアレルギー対策で少しでも症状が和らぐように頑張ろうと思います(´▽`)/